最近世間を賑わすドローンですが、どちらかと言うとネガティブな話題が多いように感じます。
しかし、ただ空撮するだけでなく建設や流通、軍事分野でも利用され、今やドローンは現代の重要な技術の一つです。
ただ、プライベートで手軽に使えるかと言うと難しいかもしれません。
何故なら、ドローンには様々な規制があるため、飛行可能な場所が限られるからです。
簡単に言うと、海・川・山などの人や建物が無い場所でしか飛ばせません。
その為、バイクや車などを所有している人や、旅行で離島や登山に行く時しかドローンを飛ばすことが出来ません。
そうなると、ドローンを飛ばす事が出来るのはほぼ社会人(時間にゆとりがある)に限定されます。
参考:きっとあなたも間違えている。ドローン規制14の落とし穴|2018年版
■ドローンは敷居が高い
ドローンを飛ばすだけならトイドローンでも良いですが、いずれ空撮に興味を持つ事になると思います。
しかし、撮影した動画はスマホだけでは編集出来ません。
ある程度のスペックのPCを所有している事と、動画編集ソフトを利用するスキル、動画共有サイトのアカウントが必要になります。
ドローンを購入したは良いけど「動画が編集出来ない」では意味がありません。
■それでも楽しいドローン
「空を飛びたい」という想いは、誰もが子供の頃から持っているものです。
その想いをかなえてくれるのがドローンです。
私は、空から大地を眺めるという子供の頃からの夢がかないました。
■どんなドローンを購入すべき?
まずはトイ(おもちゃ)ドローンから初める事をオススメします。
トイドローンは各種センサーも搭載されておらず、飛行性能・カメラ性能が共に低いですが、ドローンの基本をマスターする事が出来ます。
また、200グラム未満のトイドローンは各種規制の適用外なので、
比較的多くの場所で飛ばす事ができます。
トイドローンに慣れてからワンランク上のドローンに挑戦してみましょう。(トイでも見つかるとアレなので、技適認証を受けたものにしましょう)
ちなみに、私はスマホのみで操作するPOTENSICのトイドローンを購入しました。
操作は難しいですが、脚を畳むとスマホと同じサイズになる上、コントローラーも不要なので持ち歩いて気軽に飛ばせます。
■動画性能について
最近は4Kも少しずつ浸透していますが、一般放送を含めてまだまだフルHDが主流です。
折角フルHDの4倍の解像度で撮影しても、大抵のモニターではフルHDしか対応していない為、解像度をダウンコンバートする事になります。
当面はフルHDで撮影出来れば問題ありませんが、同じフルHDでも機種により画質が大きく変わるので注意が必要です。
例えばParott社のBebop2 powerはフルHD撮影と飛行時間の長さが特徴ですが、同じフルHDで撮影できるDJIのSparkとは画質に大きな差があります。
以下の動画を見て頂くとその差が一目瞭然です。
トイドローンを飛ばすとわかりますが、飛行中は小さな振動でカメラが揺れ続けます。
Bebop2powerは振動をソフトウェアでブレ補正するため広角カメラで広い範囲を撮影し、リアルタイムで動画を補正しています。
その為、中央部を切り抜く事でフルHD以下の画質になります。
また、補正の影響で画像の一部が潰れたり歪んだりして、見にくくなってます。
一方、DJI Sparkは振動を「ジンバル」で物理的に吸収するので、撮影段階で補正無しのネイティブなフルHD動画となります。
この仕組みの違いにより、同じフルHD撮影でも画質に大きな差が生じるのです。
■携帯性について
旅行の際や山奥などに入る際、携帯が難しいものは、あまり使わなくなってしまします。
Bebop2powerはSparkよりも大きいため、携帯性は高いとは言えません。
■飛行性能について
動画性能や携帯性はSparkですが、飛行性能はBebop2powerです。
■動画性能と携帯性、飛行性能が高い機体
2018年の1月にDJIから発売されたMavicAirは両機の欠点を改善した機体です。
動画性能は最大で4K/30FPS、2.7K/60FPSに対応し、脚部を折り畳む事でコンパクトに持ち運ぶ事もできます。
また、各種センサーが搭載されており、安定した飛行が可能です。
なお、MavicAirは上位機種のMavicProと比べてもカメラ性能と携帯性が上回っています。
個人的な見解ですが、アマチュアで必要な機能や性能を網羅している、
現時点で最もコストパフォーマンスの高い機体だと思います。
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