2017年12月4日月曜日

DSDS(デュアルシム・デュアルスタンバイ)のススメ

【デュアルシム・シングルスタンバイで運用した感想】

約1年半ほどデュアルシムのスマホを使用してきましたが、
デュアルスタンバイに対応していない為、
その都度通話用と通信用のSIMカードの切り替えを手動で行う必要がありました。

もしも、SIM切り替えを忘れると、着信履歴の嵐に遭遇したり、
LINE見逃しでトラブルに発展します。

プライベートならまだしも、ビジネスシーンでは大きなリスクです。
・・・そんな生活にはもう疲れました。

【デュアルシム・デュアルスタンバイ対応端末の検討】

DSDS対応端末は種類が少なめで比較的高価です。

割安なモデルとしては、VAIO Phone A やFREETELの雷神がありますが、
どちらもマイクロSDスロットとSIMスロットが共用になっている為、
マイクロSDカードを使用する場合は、SIMカードは一つしか挿せないという代物!
(VAIO Phone Aは本体容量が16GBしかない為、まずデュアルは使えないような・・・)

と言う訳で、価格がお手頃でマイクロSDとSIM×2スロットがそれぞれ独立している、
Xperia Xa へ乗り換えする事にしました。



【nanoSIMカードの準備】

Xperia XaはnanoSIMスロットなので、標準SIMやマイクロSIMを使用している方は、
自分自身でSIMカットをするかショップで変更(有料)する必要があります。



なお、DocomoのFOMA契約のままでは通信出来ない為、
契約回線をXiへ変更する事も必要です。

【Xperia Xaの設定】

DSDSへ対応させる為、Wi-Fi経由速やかにAndroidのバージョンを7へ上げてから、
SIMスロットの詳細設定を行います。(以下私の設定)

◆各種優先SIM設定 設定→デュアルSIM
SIMスロット1はDocomo_Xi契約_通話専用(データ通信非契約)、
SIMスロット2はfreetel_データ通信専用(通話非契約)で利用する場合、
以下のように優先SIMを設定します。



◆スロット1_Docomo(tel) 設定→もっと見る→モバイルネットワーク
通話専用で使用する場合は、APN設定は不要です。
優先ネットワークタイプだけ「3Gのみ」を選択します。


◆スロット2_Docomo(mvno) 設定→もっと見る→モバイルネットワーク
※以下内容はfreetelのデータ通信専用契約の場合です
データ通信の場合は以下のAPN設定が必要です。
・優先ネットワークタイプ:4Gのみ
・アクセスポイント名
 名前:任意(例:freetel)
 APN:freetel.link
 プロキシ:未設定
 ポート:未設定
 ユーザ名:freetel@freetel.link
 パスワード:freetel
 サーバー:未設定
 MMSC:未設定
 MMSプロキシ:未設定
 MMSポート:未設定
 MCC:440
 MNC:10
 認証タイプ:PAPまたはCHAP
 APNタイプ:default
 APNプロトコル:IPv4
 APNローミングプロトコル:IPv4
 APNの有効/無効:APNは有効です
 ベアラー:指定しない
 MVNOの種類:なし
 MVNO値:未設定
・通信事業者:検索モード自動で検索→4G_NTT DOCOMOを選択


【月々のランニングコスト】

この構成の場合の月額費用は、
①時間制限無しの電話カケホで税抜き2700円/月
②データ通信専用1GBで税抜き499円/月(3GBなら900円)
③各SIM毎のユニバーサルサービス料8円/月
①+②で税抜き計3215円/月(3GBなら3616円)となります。

格安MVNOにしたいけど時間無制限のカケホも必要な方は、
この組み合わせで月額費用をかなり抑える事が出来ますよ。

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