【デュアルシム・シングルスタンバイで運用した感想】
約1年半ほどデュアルシムのスマホを使用してきましたが、デュアルスタンバイに対応していない為、
その都度通話用と通信用のSIMカードの切り替えを手動で行う必要がありました。
もしも、SIM切り替えを忘れると、着信履歴の嵐に遭遇したり、
LINE見逃しでトラブルに発展します。
プライベートならまだしも、ビジネスシーンでは大きなリスクです。
・・・そんな生活にはもう疲れました。
【デュアルシム・デュアルスタンバイ対応端末の検討】
DSDS対応端末は種類が少なめで比較的高価です。割安なモデルとしては、「VAIO Phone A」 やFREETELの「雷神」がありますが、
どちらもマイクロSDスロットとSIMスロットが共用になっている為、
マイクロSDカードを使用する場合は、SIMカードは一つしか挿せないという代物!
(VAIO Phone Aは本体容量が16GBしかない為、まずデュアルは使えないような・・・)
と言う訳で、価格がお手頃でマイクロSDとSIM×2スロットがそれぞれ独立している、
Xperia Xa へ乗り換えする事にしました。
【nanoSIMカードの準備】
Xperia XaはnanoSIMスロットなので、標準SIMやマイクロSIMを使用している方は、自分自身でSIMカットをするかショップで変更(有料)する必要があります。
なお、DocomoのFOMA契約のままでは通信出来ない為、
契約回線をXiへ変更する事も必要です。
【Xperia Xaの設定】
DSDSへ対応させる為、Wi-Fi経由で速やかにAndroidのバージョンを7へ上げてから、SIMスロットの詳細設定を行います。(以下私の設定)
◆各種優先SIM設定 設定→デュアルSIM
SIMスロット1はDocomo_Xi契約_通話専用(データ通信非契約)、
SIMスロット2はfreetel_データ通信専用(通話非契約)で利用する場合、
以下のように優先SIMを設定します。
◆スロット1_Docomo(tel) 設定→もっと見る→モバイルネットワーク
通話専用で使用する場合は、APN設定は不要です。
優先ネットワークタイプだけ「3Gのみ」を選択します。
◆スロット2_Docomo(mvno) 設定→もっと見る→モバイルネットワーク
※以下内容はfreetelのデータ通信専用契約の場合です
データ通信の場合は以下のAPN設定が必要です。
・優先ネットワークタイプ:4Gのみ
・アクセスポイント名
名前:任意(例:freetel)
APN:freetel.link
プロキシ:未設定
ポート:未設定
ユーザ名:freetel@freetel.link
パスワード:freetel
サーバー:未設定
MMSC:未設定
MMSプロキシ:未設定
MMSポート:未設定
MCC:440
MNC:10
認証タイプ:PAPまたはCHAP
APNタイプ:default
APNプロトコル:IPv4
APNローミングプロトコル:IPv4
APNの有効/無効:APNは有効です
ベアラー:指定しない
MVNOの種類:なし
MVNO値:未設定
・通信事業者:検索モード自動で検索→4G_NTT DOCOMOを選択
【月々のランニングコスト】
この構成の場合の月額費用は、①時間制限無しの電話カケホで税抜き2700円/月
②データ通信専用1GBで税抜き499円/月(3GBなら900円)
③各SIM毎のユニバーサルサービス料8円/月
①+②で税抜き計3215円/月(3GBなら3616円)となります。
格安MVNOにしたいけど時間無制限のカケホも必要な方は、
この組み合わせで月額費用をかなり抑える事が出来ますよ。
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