◎ Celeron プロセッサー B710(1.60GHz)では限界
もうそろそろこのPCを利用している方は少なくなっているだろうか?これまでのHDD(5400rpm 250GB)からSSD(64GB)へ換装し、
メインメモリもDDR3_2GBから8GBへ増強してきたが、
ブラウザを起動するだけで肝心のCPUが使用率100%近くまで達するので、
正直なところ使い物にならなかった。
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Celeron CPU(プロセッサ)がボトルネック
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◎このシリーズの上位モデルはCORE i5-2520Mを搭載
LIFEBOOK A561/DXは低スペックのCeleron CPUを搭載しているが、上位モデルはCORE i5を搭載しており、CPUを乗せ換える事で上位モデルと
同じ性能に引き上げる事が可能である。
尚、CPUのソケット形状が同じだからと言ってCORE i7まで上げる事はリスクを伴う。
性能アップに比例して排熱量も大きくなるためだ。
電源供給が不足する事でフリーズやブルースクリーンの要因になる事も懸念されるので、
ここは欲望を抑え、セーフティに上位モデルと同じCPUをAmazonでポチる事にした。
CPU交換の際は放熱性の高いグリスを使用する
◎CPUの乗せ換えと同時にBIOSの設定も変更要
PC起動時にF2キーを連打してBIOS画面を開き、省電力設定をOFFにしないと
このLIFEBOOKはCPUの性能を100%引き出す事ができないのだ。
省電力設定は『使用しない』
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◎結果
Windows7のエクスペリアインデックスで性能を確認すると、以下のように性能が向上した。
Celeron B710(1.60GHz)⇒CORE i5-2520M
・プロセッサ:4.1⇒7.1(+3.0)
・メモリ:7.1⇒7.4(+0.3)
・グラフィックス:4.2⇒5.8(+1.6)
・ゲーム用グラフィックス:5.5⇒6.3(+0.8)
Celeron B710(1.60GHz)⇒CORE i5-2520M
・プロセッサ:4.1⇒7.1(+3.0)
・メモリ:7.1⇒7.4(+0.3)
・グラフィックス:4.2⇒5.8(+1.6)
・ゲーム用グラフィックス:5.5⇒6.3(+0.8)
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エクスペリエンスインデックスはWindows7以降は搭載されていない
最新のPCと比較すると見劣りするが、体感的に全くストレスを感じない性能に改善した。
同じようにストレスを感じている方は是非このような方法でPCの蘇生をご検討頂きたい。
LIFEBOOK A561/DX 格安オススメパーツ
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記事公開より時間がたってのコメント失礼致します。内容を参考にさせて頂き、同機種にi5 2520Mに交換を試みたのですが、ファンの強回転が続いてしまい、そのせいか電源が落ちてしまう現象が有ります。BIOS更新も行ったのですが…。もし可能であれば、交換後のファンの様子など教えて頂ければ幸いです。読んでいただける事を祈りつつ…。
返信削除記事を書いた人とは違いますが、私はi7に換装して問題無く使用出来ています 換装した事以外で何か不具合があるのでは思います
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